2025/2/15 妙高神奈山 2/16 関温泉スキー場上部

2025年
  • メンバー:男性7名、女性7名
  • 行  程
    • 1日目)休暇村8:40~藤巻山9:50~藤巻尾根1450m付近12:10~滑降開始12:45~休暇村14:10
    • 2日目)関温泉スキー場最上部9:50~三角1500m付近11:30~滑降開始12:00~ 関温泉スキー場13:10

 今シーズンは厳しい寒波が何度も襲来したため、妙高地区は道路の左右に3mくらいの雪の壁ができていました。関温泉地区においても積雪が4m超あり雪崩の心配はあるもののコンディションは上々です。

 1日目は休暇村妙高から藤巻尾根を標高1700mくらいまで登る予定で出発。林道わきから適当な所で藤巻山の斜面に取り付き、樹林帯の少し急な斜面をジグを切って登っていきます。天候は晴れで時間がたつにつれ気温も上昇し、先日までの寒波はどこへ行ったのか春スキーを感じさせるくらい暑かったです。

 藤巻山手前から傾斜も落ち着き、素晴らしいブナ林の中をシールで高度を稼いでいきます。樹林の合間に妙高山が見え隠れし、赤倉温泉スキー場も見ることができました。 森林限界を過ぎると展望が一気に開け、前方に神奈山、遠くに日本海、上越国境の山々が一望のもとに見渡すことができ、メンバーは歓喜の声をあげていました。ここからあと1時間程度登る予定でしたが、表面バリバリのモナカ雪になり、おまけにシュカブラまで入っていて上に行くのを断念しました。

 昼食後、滑降に入ります。モナカ雪はさすがにベテランも苦労していましたが、樹林帯に入ると雪質も一変し、積雪も豊富で気持ちの良い滑降になりました。あまりに快適だったので途中ルートを外れかけましたが、下りすぎる前に修正、難を逃れました。

 最後の急斜面は皆さん少し苦労をしていましたが、全員無事下山しました。登りを少し早く切り上げたので、ホテルのチェックイン前に到着してしまい、ロビーで時間をつぶすことになりました。

 2日目は関温泉スキー場から三角エリアを目指します。第2リフトが動くかどうか分からなかったので、とりあえず1回券を購入し、第1リフトが動くのを待っているとオーナーが我々のためだけに第2リフトを動かしてくれるということなので、もう一回分のリフト券を購入して乗車。登りを少し省くことができました。

 リフト終点でシールを装着し出発。今日も天候に恵まれ、晴天の中ブナ林を気持ちよく登っていきます。樹林の中から妙高山が見え隠れし、反対側には昨日登った藤崎尾根がよく見えました。三角エリアの上部は結構な急登となりましたが、各自レベルに応じたトレースを引き目標地点に到着。

 滑降は昨日の藤巻尾根よりは傾斜があり、ほどよい中斜面が続き思ったより快適で、それに加えて積雪があるので樹林の間隔も程よく開いているので爽快なスキーができました。雪質はやや重い感じがありましたが、全員スムーズに高度を下げることができました。

 途中で右にトラバースをして関温泉の旧ゲレンデに下りる予定でしたが、トラバースをする箇所が崖のような急斜面だったので、安全を考慮して登ったルートを引き返すことにし、最後はゲレンデを気持ちよく滑走してフィナーレを迎えました。

 今回、初めて神奈山に来ましたが、積雪も豊富で天候も良かったこともありますが、両日のコースとも容易に入山でき、斜面構成も山の雰囲気も良く、2日間とも気持ちの良い山スキーができて参加されたメンバーも満足そうな顔をしていました。 また、宿泊で利用した休暇村妙高はまるでリゾートホテルを思わせるような施設と従業員の対応も大変良くしていただき、食事も温泉も申し分なく非常に良かったです。来年以降も企画を考えたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました