2025/4/23~26 立山

2025年
  • メンバー:男性4名、女性3名
  • 行  程
    • 4/23 立山駅からケーブルカー、バスで室堂まで2時間、雷鳥荘へ30分
    • 4/24 雷鳥荘 8:12 – 雷鳥沢キャンプ場 8:15 – 剱御前小舎 10:40 – 剱御前山最高点 11:18 -剱御前小舎 12:37-雷鳥沢キャンプ場 13:31-雷鳥荘 13:50
    • 4/25 雷鳥荘 7:56- 室堂山荘 8:37 – 一の越山荘 9:40 – 東一ノ越 10:54 黒部平駅ロープウェイ 12:18 -大観峰 – 室堂 13:12 – 雷鳥荘14:14
    • 4/25 雷鳥荘~室堂~立山駅
4/24 雷鳥沢滑走
4/25 御山谷、タンボ平

4/24 雷鳥沢~剱御前

雷鳥沢の急登では一筋縄ではいかない。目印のポールを外れた場所を、恐る恐る進む。クトー(スキー用アイゼン)を装着しても、足元は不安定。滑る。止まる。体幹をフル活用して一歩ずつ登っていく。

そして、剱御前小舎に到着。剱御前山の最高点まで登り詰め、眼下に広がるのは抜けるような快晴と、堂々たる剱岳の姿。
「滑るぞ」――一人ずつ、剱岳を背にして滑走開始。言葉はいらない。ただただ、自然と一体になる瞬間。その後、小舎まで再び登り返して、今度は2本目。さらにもう一度登って、3本目の滑走。

360度、遮るものは何もない大パノラマ。静寂の中に響くのは、我々の雄叫びだけ。

4/25 御山谷~タンボ平

2日目の目的地は、タンボ平。

朝、一の越山荘まで登り上げたところで作戦会議。雄山から山崎カールを滑るか、このまま下山するか、それともタンボ平へ抜けるか……天候と風の様子を見ながら判断することに。

結局、一の越からの滑走を選択。ところが、ここで予想以上の強風。身体ごと吹き飛ばされそうになったり、風に煽られてバランスを崩したりと、気が抜けない。
岩場ではスキー板がゴンゴンぶつかる。最終的に板を外して慎重にシートラ(スキーを背負って歩行)で移動。

東一の越から再び滑走開始。リーダーの一言が印象的だった。
「板がよく滑る。今日はかなりいい。」
その言葉どおり、メンバーはそれぞれ快調に滑り出す。

しかし、ゴールはまだ先。タンボ平の手前にはデブリ(雪崩の残骸)が残っていて、スピードを落として慎重に通過。その後も縦に割れたような筋の入った雪面が続き、滑りづらいコンディションに。腿にじわじわくる疲労がたまる。

まさに、「山あり谷あり」の一日。体力的にも技術的にも、フルコースを食べきったような満足感。

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