- メンバー:男性11名、女性3名
- 行 程
- 3/26 札幌丘珠空港~利尻空港~宿泊先
- 3/27 宿泊先(8:30)~利尻島東面滑走~終了(15:00)~宿泊先(15:20)
- 3/28 宿泊先(8:30)~利尻島西面滑走~終了(15:00)~宿泊先(15:40)
- 3/29 宿泊先(9:00)~宿からシール歩行しポン山山頂(11:10)~温泉(12:20)~利尻空港~札幌丘珠空港~すすきの
- 3/30 すすきの~各々帰宅

3/26 移動日 札幌丘珠空港~利尻空港~宿泊先
参加メンバーは各拠点から札幌丘珠空港に集合。それぞれ北海道の美味しい昼食を済ませて利尻島へ。この日は天気が素晴らしく、降り立った利尻空港から見た利尻岳は荘厳だった。









3/27 ツアー1日目 利尻島東面滑走 スノーモービルで始まるBCスキー振り回され、飛ばされ、そして滑る!モナカ雪との闘い。
この日のバックカントリーは、宿からの車移動の後、いきなり非日常が始まった。
なんと、スノーモービル初体験!
雪が積もった林道を、なかなか攻めた運転で進むモービルに引っ張られながら、腰は引け気味、体は左右に揺さぶられる。
その後は、樹林帯を抜けて尾根沿いの小場地(コバ地)へハイクアップ。
ドローンを飛ばして撮影準備もバッチリ。記録班も抜かりなし。
いざ滑走が始まると、雪質はまさに“目まぐるしく変化”。
浅い谷を抜けながら、柔らかい雪、重たい雪、クラスト気味の雪など、足元の変化に翻弄される。それでもベテラン勢は巧みに対応して、爽快な滑りを見せてくれた。
そして迎えた下部のモナカ雪ゾーン。ここはさすがに手強く、転倒者が続出!
それでも「もう一本!」とおかわり2回。雪が良くなったタイミングを狙って、快適に滑走し、スノーモービルの待つ地点まで戻った。
ラストは、疲労困憊の太もも(特に大腿四頭筋)に鞭打ちつつ、林道を滑って車へ。
滑って、転んで、笑って、脚が笑う。今日もお腹いっぱいの一日だった。







































3/28 ツアー2日目 利尻島西面滑走 叫びながら滑るナチュラルバーン体験
利尻島は、まさに“海に浮かぶ独立峰”。
その特異な地形ゆえ、頂上を中心に風は常に変化し続け、方角によって天候もめまぐるしく変わる。
そんな環境を考慮し、2日目は風を避けて西面へ。
朝からスノーモービルが一段とスピードを上げ、雪の林道を爆走。左右に振られながら、張り出した木の枝にビシビシ打たれつつも、目的地「見返り台広場」に到着。
美しいダケカンバの林を抜けると、そこには一面の大雪原。白の世界に、思わず息をのむ。
避難小屋を越え、クトー(アイゼン付きスキー)を装着して登り詰めた尾根の突端では、ドローンを飛ばして空撮。
利尻本峰はあいにくガスの中だったが、振り返れば雪稜の向こうにオホーツク海らしき青い海が広がっていた。
そしていよいよ滑走開始――。
まずは南側の深い谷へと滑り込むも、雪質はイマイチ。というわけで、ガイドさんにそのルートを託し(⁉)、私たちは北側、避難小屋前の緩斜面へ移動。
ここが大当たり。
軽快なパウダーにテンションは一気に上昇。「もう一本!」と、おかわり2回。
登りの途中から見えていた、超大斜面。ついにそこへ突入!
奇声を上げながらのパーティーランが始まる。中には木にぶつかりかけて「ヒヤッ」とした方もいたが、それも含めてカオス。まさに“利尻岳のナチュラルバーン”を、五感すべてで味わい尽くした一日だった。










































3/29 最終日 ポン山 北面パウダーで雄叫び!そして温泉直行コース。
宿から見えるポン山の魅力的な斜面を目指し、西側からぐるりと回り込みながらハイクアップ開始。
ポン山の山頂を目指して登り続け、ピークに着くころには雪も止み、ついに下界の景色が姿を現す。
静かな山頂から見渡す真っ白な利尻島。登った者だけが味わえるご褒美の時間だ。
そしていよいよ滑走タイム!
木立の中にぽっかりと現れるオープンバーン。その急斜面には極上のパウダーが待っていた。まさかこのタイミングで、ここまで良質な利尻パウダーに出会えるとは…!
「ヒャッホー!」「サイコー!」「おかわりーっ!」
誰からともなく雄叫びが響き渡り、山にこだまする。笑いと歓声の中、何本も滑っては登り返す“おかわりループ”を満喫。
締めくくりは、閉鎖中の道路をそのまま滑走して、温泉へ直行コース。
大きな疲れもなく、気持ちよく滑り切った利尻山スキー。
最高のフィナーレだった。

























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