2026年3月21日|平標山 爆風の稜線とヤカイ沢滑走

2026年

山行概要

  • 行動日:2026年3月21日
  • 山域:平標山
  • 参加者:男性3名、女性3名

行動記録

  • 06:50 平標山駐車場(国道17号沿い/松手山コース登山口付近)出発
  • 二居川を渡渉 → 南稜線へ登行
  • 11:30 平標山 山頂
  • 西面・ヤカイ沢へ滑走
  • 13:45 二居川合流
  • 14:15 駐車場帰着

山行の背景

今回の山行は、
巻機山BC → 平標山BC → 東谷山BC
と続く、3日連続バックカントリー計画の2日目にあたる。

拠点は巻機山麓の民宿「雲天」。前日に巻機山での山行を終え、この日は平標山へ向かった。


山行の様子

宿を出発し、国道17号沿いの駐車場へ到着すると、すでに強風。
「この風では山頂は厳しいのでは」と感じつつも入山を決断した。

人気の山らしく、悪天候にもかかわらず駐車場には多くの車が並ぶ。実際、終日風は収まることなく、南稜線に上がる頃には完全な爆風状態となった。

シールでの登行を続けるが、風で身体が煽られバランスを崩しそうになる場面も多い。急登ではクトーを装着し、慎重に高度を上げる。他パーティーの中にはシートラ(スキーを担ぐ)に切り替えているグループも見られたが、我々は最後までシール登行を選択。

厳しい条件の中、ついに山頂へ到達した。


滑走|ヤカイ沢西面

山頂でシールを外し、西面・ヤカイ沢へドロップ。

強風に押されながら、山頂直下のアイスバーンへと進入する。西面には雪崩のデブリも見られたが、この日は気温が低く雪面は完全に凍結。雪崩リスクは低いと判断し、滑走を開始した。

とはいえ、急斜面のアイスバーンは転倒すれば滑落の危険もある。スピードを抑え、慎重にターンを刻む。

山頂直下を抜けると、中盤からは一転して滑走を楽しめるコンディションに。適度な斜度と広がりのある斜面の中、枝や地形を避けながらの滑りは、緊張と解放が入り混じる充実した時間となった。


下山

ヤカイ沢下部ではルートファインディングにやや苦労するも、無事に登行ラインへ合流。その後は二居川左岸を辿って帰路につく。

ただし雪不足の影響で、最後はスキーを外して担ぎ、道路歩きで駐車場へ帰着となった。


総括

終日続いた爆風という厳しい気象条件の中での山行。
それでも登頂から滑走、下山までをやり遂げた達成感は非常に大きいものとなった。

今回のルートは、

  • 強風下での行動判断
  • アイスバーンでの滑走技術
  • ルートファインディング
    といった複合的なスキルが求められる、難易度の高い内容だった。

メンバー全員の技術と体力が揃っていたからこそ完遂できた山行であり、印象深い一日となった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました