2026年3月14日〜15日|ぶなフェスタ初級 栂池〜天狗原周辺

2026年

山行概要

  • 行動日:2026年3月14日~3月15日
  • 山域:北アルプス・天狗原周辺
  • 参加者:男性7名、女性4名

行程

1日目(3月14日)

  • 09:40 ロープウェイ自然園駅
  • 11:40 天狗原(昼食・滑走準備)
  • 12:30 滑走開始
  • 13:10 成城大小屋
  • 13:10 栂の森ゲレンデ

2日目(3月15日)

  • 09:40 ロープウェイ自然園駅
  • 11:15 鵯尾根台地
  • 11:40 滑走開始
  • 12:20 成城大小屋
  • 12:50 栂の森ゲレンデ

1日目|快晴の天狗原と初級講習

当初はゴンドラ・ロープウェイの混雑を懸念していたが、実際はチケット購入と乗車で多少並んだ程度で、スムーズに自然園駅へ到着。天候はほぼ快晴で、春の陽気を感じるコンディションだった。

駅舎内でシールを装着し、外で最終準備を整えて出発。天狗原への登りは多くの先行者がいたため、トレースを活用しながら効率よく高度を上げていく。

道中では、白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳の白馬三山が陽光に照らされ、息を呑むような美しさを見せていた。さらに遠方には唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳も望め、まるでヨーロッパアルプスを思わせる大パノラマが広がる。

今回は初級コースとしての山行のため、急登を避け、キックターンの回数を抑えたルートを選択。ただしサブリーダーの提案により、適宜キックターンの練習も取り入れながら天狗原へと向かった。

天狗原到着後、昼食と滑走準備に入るが、ここでメンバー1名のビンディングにトラブルが発生。ヒールピースが破損し、ブーツが固定できない状態となった。応急処置を試みるも改善せず、安全を優先してそのまま慎重に滑走して下山する判断とした。

雪質は柔らかい部分と硬い部分が混在していたが、他のメンバーは安定した滑りで下降。トラブルを抱えたメンバーもゆっくりと確実に滑り、無事に下山することができた。

成城大小屋から林道へ入り、そのまま栂池マウンテンリゾートのゲレンデへ。ゴンドラ下駅に到着する頃には、心地よい疲労感に包まれていた。


2日目|実践的なルートファインディング

朝は雪が降り、ゴンドラからはガスがかかる不安定な天候だったが、ロープウェイ自然園駅に到着する頃には回復傾向。予定通り行動を開始した。

この日は林道を少し下った後、前日滑走したルンゼをシールで登り返す。参加人数はネイチャースキー組や体調・装備の都合で減り、6名の少人数編成となった。

行動中は、雪崩地形の回避、適切な休憩ポイントの選定、ペース配分、ルートファインディングなどを実践形式で学びながら進む。キックターンも前日より回数を増やし、初級者が経験を積めるよう工夫された内容となった。

尾根上の台地に到着後、昼食と滑走準備。視界はおよそ500mとやや制限があるものの、滑走には問題ないレベルだった。

滑走に入ると、雪は前日よりも柔らかく、コンディションは良好。部分的に硬い箇所はあるものの、樹林の間隔も適度で滑りやすく、全員が安定した滑走で林道まで到達した。

その後は前日と同様のルートでゲレンデへ戻り、レストハウスで休憩を挟んで行動を終了した。


総括

2日間を通して、

  • 初級者向けの技術講習
  • 実践的なルート判断
  • 安全管理(装備トラブル対応含む)

をバランスよく経験できた内容となった。

1日目の快晴による絶景、2日目の実践的なトレーニングと、異なる条件の中で得られた学びは大きい。

バックカントリーにおいては、技術だけでなく、状況判断・装備管理・チームワークが重要であることを改めて実感する山行となった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました