■ 山行概要
- 行動日:2026年2月3日~2月6日
- 参加者:男性5~6名、女性1名
■ 行動記録
1日目(2月3日)
- コルチナスキー場上部 滑降開始 10:00
- 雨中 11:30
- 南小谷駅 14:20
寒波が何度も襲来した影響で、白馬エリアの積雪は上々。初日はスキー場のリフトを乗り継ぎ、林道から外れて静かに樹林帯へと入る。
外国人で混雑するリフト待ちとは対照的に、滑り込んだ先はノートレース。前夜から未明にかけての降雪のおかげで、極上のパウダーに歓声が上がる。
下部の「雨中」と呼ばれるエリアでは、重たい雪を覚悟していたものの、予想に反して滑りやすいコンディション。底付きはあるが十分に楽しめる雪質だった。自分たちだけのトレースを眺めながら、晴天の下で贅沢なランチタイムを過ごす。
しかし、楽園はここまで。後半は急斜面かつ密な樹林帯へ突入し、ほぼ横滑りで慎重に下降。後続になるほどスピードが出やすく、沢に落ちそうになる場面もあり、緊張感が増していく。
段々畑に出た瞬間は安堵とともに、広がる景色の美しさに思わず感動。シートラで南小谷駅まで歩き、タイミングよくバスに乗車してコルチナ駐車場へ戻った。


















2日目(2月4日)
- コルチナスキー場上部 滑降開始 10:07
- 雨中 10:49
- 登り返し 12:00
- コルチナ駐車場
快晴に恵まれ、小蓮華岳から鹿島槍ヶ岳の向こうまで見渡せる素晴らしい眺望が広がる。
リフトを降り、多くの外国人スキーヤーを横目に、再び静かに樹林帯へドロップ。しかし残念ながらこの日は既にトレースが多く残っており、未滑走面を探しながらのテクニカルな滑りとなった。
疲労が蓄積する中で雨中へ下ると、別行動中のチームと合流して一気に賑やかに。雪は前日同様に滑りやすく、「もう1本」と登り返す流れに乗って、こちらも再度ハイクアップ。結果的に2本滑走し、良いトレーニングとなった。
3日目(2月5日)
- 栂の森駅 9:42
- 天狗原 12:17(ドロップポイント 約標高2120m)
- アバランチコース経由
- キッチン栂の森 13:21
- 駐車場 14:34
3日目は天狗原へ。今シーズンは上部リフトが事故の影響で運休しており、ゴンドラ終点の栂の森駅からシールを装着してハイクアップを開始。
道中、パワフルな外国人グループに追い越されるが、彼らの目的地は白馬乗鞍岳方面の様子。こちらはマイペースで天狗原を目指す。
下から見上げると、中央のやや急な斜面がノートラックのまま美しく残っている。約2時間30分でドロップポイントに到着すると、後立山連峰の大パノラマが広がった。青空に浮かぶ大きな雲は、まるで龍のようにも見え、神秘的な光景にしばし見入る。
行動食をとりながら滑走準備。上部はやや浅めの雪、その後は少し重さが出てくるコンディション。各自のレベルに応じてラインを選び、広大なオープンバーンを満喫した。
その後、アバランチコースへ入り込み、ややルート取りに苦戦しながらも無事に栂の森駅へ帰着。レストハウスで休憩後、ゲレンデを滑って駐車場へ戻った。
4日目(2月6日)
- 紙漉き山牧場駐車場
- 牧場下部 11:30
- 駐車場 13:13
最終日は連日の疲労もあり、一部メンバーは休養(ハウスキーパー)。体力の残るメンバーで出発した。
紙漉き山牧場の下部まで到達するも、ガスがかかり視界は不良。安全を最優先に判断し、その地点からドロップイン。
雪はパッキングされており、無理をせず林道主体の安全な滑走を選択。派手さはないものの、締めくくりとして堅実な一本となった。
■ 総括
連続する寒波により雪量・雪質ともに恵まれた今回の白馬ツアー。
ノートラックの極上パウダーから、テクニカルな樹林帯、そして絶景の稜線滑走まで、多彩なコンディションを堪能できた4日間だった。
自然の厳しさと美しさを改めて実感するとともに、仲間との充実した時間が強く印象に残る山行となった。


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