2026年3月14,15日|ぶなフェスタ上級コース 天狗原、裏鵯、若栗の頭、黒川沢

2026年

山行概要

  • 行動日:2026年3月14日
  • 山域:栂池周辺(天狗原エリア)
  • 参加者:男性14名、女性3名

行動記録

1日目 3/14(土)

  • 09:42 栂池パノラマウェイ自然園駅 到着
  • 11:10 天狗原
  • 11:36 プチ裏天狗 滑走(標高差 約200m)
  • 12:12 裏鵯(休憩・登り返し)
  • 12:57 裏鵯 滑走
  • 14:15 下山

山行の様子

ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、栂池自然園駅へ到着。気温は-4℃と低めながら、快晴の青空の下、天狗原までのハイクアップでは思わず汗ばむほどの陽気となった。

途中、中級チームとすれ違い、お互いにエールを送り合う。山の中でのこうした交流もまた、山行の楽しみのひとつである。

11時10分、天狗原に到着。
目の前には爺ヶ岳から杓子岳にかけての雄大な稜線が広がり、思わず足を止めて見入ってしまう絶景だった。


滑走①|プチ裏天狗

滑走モードに切り替え、標高を落とさないよう大きくトラバースして「プチ裏天狗」のドロップポイントへ。

11時36分、標高差約200mの滑走開始。

しかし雪はウインドスラブ気味で、かつ重めのコンディション。思うように板が走らず、転倒者が続出する展開に。裏鵯に到着する頃には、体力もかなり消耗していた。

一方で、経験豊富なメンバーの中には「楽しい!」と笑顔のまま滑りきる姿も。「どうせ曲がれないなら曲がらないで滑る!」という豪快な一言が印象的だった。


滑走②|裏鵯

12時過ぎには「もうお腹いっぱい」と感じるほどの満足感だったが、天候の良さもあり、ゆっくり休憩を取った後に登り返しを決断。

12時57分、裏鵯からの2本目の滑走へ。

こちらは一転して雪質が良く、滑りやすいコンディション。先ほどまでの苦戦が嘘のように、全員が歓声を上げながらの快適な滑走となった。


下山

その後は「キッチン栂の森」で一息つき、ゲレンデを滑って下山。14時15分、無事に行動を終了した。


2日目 3/15(日)

  • 9:54 栂池パノラマウェイ 自然園駅
  • 9:58 成城大学小屋
  • 12:29 若栗の頭
  • 13:37 黒川沢登山口
  • 13:45 ゴール地点

山行の様子

前日(14日)の夜から朝にかけて降雪があり、この日は初日よりも明らかに雪質が向上。期待を胸に滑走を開始した。

リグループしながら進み、総勢16名が安全を確保しつつ、心弾むような滑りを楽しんだ。

リーダーの指示に従い、それぞれがラインを描くように滑り出す。

最後尾はサブリーダーがしっかりと担い、全体を見守る体制。こうした役割分担が、安心感につながっている。

この日は終始曇天。降雪はなかったものの、樹林帯には美しい霧氷が広がっていた。
ふと振り返ると、「あの斜面を滑ってきたのか」と思わず見上げるようなスケール感。

途中、スノーボーダーのグループと遭遇する場面もあり、山中の賑わいを感じるひとときもあった。

ここまで一人ずつ安全を確保しながら滑走を続けるが、斜面は次第に急に。
「個人戦ではなく団体戦」——そんな意識で、この難所を乗り切った。

終盤、スキー場へと抜ける谷筋へ進む。
しかしこのルートは雪の付き方次第で状況が大きく変わるため、慎重な判断が求められる。

予想通り、一部が切れ落ちており、そのまま滑り込めば滑落のリスクがある状況だった。

ここでリーダーが的確に判断し、スキーを外して安全に下降。別のラインでは「横滑りで行けそう」と判断したメンバーもおり、それぞれが状況に応じた動きを選択しながら、慎重に下った。

総括

1日目は天候に恵まれ、絶景と滑走の両方を楽しめた一日。
一方で、雪質の変化による難しさもあり、バックカントリーの奥深さを改めて実感する山行となった。

厳しいコンディションを乗り越えたからこそ味わえる達成感と、仲間と共有する楽しさ。
その両方が詰まった、充実の白馬バックカントリーだった。

2日目は、滑走そのものは楽しい一日となったが、
急斜面・ルート判断・雪の付き方といった要素が重なり、緊張感のある場面も多かった。

それでも、

  • リーダーの的確な判断
  • サブリーダーの確実なサポート
  • メンバー同士の連携

これらが揃ったことで、全員無事に行動を終えることができた。

まさにチームで乗り切ったバックカントリー
技術だけでなく、信頼関係の大切さを改めて実感する一日となった。

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