2026年3月27日〜29日|蓮華温泉〜雪倉岳

2026年

山行概要

  • 行動日:2026年3月27日~3月29日(前夜泊:3月26日)
  • 山域:北アルプス・蓮華温泉/雪倉岳周辺
  • 参加者:男性3名、女性3名

行程

  • 3月27日(1日目):木地屋(デポ)~栂池ゴンドラ・ロープウェイ~天狗原~蓮華温泉(泊)
  • 3月28日(2日目):蓮華温泉(6:30発)~瀬戸川~雪倉岳(登頂)~蓮華温泉(泊)
  • 3月29日(3日目):蓮華温泉(8:00発)~木地屋下山ルート~デポ車

1日目|栂池から蓮華温泉へ

晴天に恵まれた初日。下山口となる木地屋に車をデポし、栂池のゴンドラとロープウェイを乗り継いで天狗原へ向かう。

3月末とはいえ、日差しは強く、登りでは思わず大汗。雪はやや硬めながら、気温上昇とともに徐々に緩み、滑走しやすいコンディションへと変化していった。

天狗原から蓮華温泉へ滑り込み、待望の温泉へ。湯に浸かりながら、メンバーそれぞれの山歴や思い出話に花が咲く。

中には10年ぶりの再訪というメンバー、さらには中学生以来、実に50年ぶりという強者も。当時はゴンドラもロープウェイもなく、雪洞を抜けて露天風呂へ向かったという話に、ただただ驚かされるばかりだった。

2日目|雪倉岳初登頂とビッグバーン

6時30分、冷えた空気の中を出発。まずはトラバース気味に進み、雪に埋もれた瀬戸川を渡る。

雪倉滝右岸の中斜面から広大なオープンバーンをシール登高し、尾根越えではスキーを担いで通過。その先、再び谷へと入り、ひたすら標高を詰めていく。

途中、ノートラックの斜面が広がり、斜度の増加とともに雪面は硬化。慎重にジグを切りながら高度を上げる。最終局面ではスキーをデポし、アイゼンに履き替えて稜線へ。

稜線に出ると強風が吹き荒れていたが、その先にはついに雪倉岳山頂。メンバー全員にとっての初登頂であり、360度の大パノラマが広がる感動の瞬間となった。

そして、待望の滑走へ。

滑り出しは硬い雪に足を取られ、転倒とともに板が流れるアクシデントも発生。しかし仲間の素早い対応で無事回収。その後は雪が緩み、広大な「ビッグバーン」を思う存分楽しむ最高のコンディションへと変わった。

宿に戻ると、なんと「今季第3登のチーム」として紹介され、他の宿泊者から拍手を受ける場面も。さらに同クラブの別チームと合流し、温泉と酒、そして山談義に花が咲く、贅沢な時間となった。

3日目|木地屋への帰還

最終日は8時に出発し、木地屋へ向けて下山開始。

ルートはトラバースや小さな登り返しが連続する変化に富んだ地形。林間を抜け、静かな林道を滑りながら進む。

やがて視界が開け、3日前にデポした車が見えた瞬間、無事下山の安堵感がこみ上げる。

天候、雪、仲間——すべてに恵まれた3日間が、静かに幕を閉じた。


■ 総括

念願だった蓮華温泉と雪倉岳。
全員初登頂、そして「今季第3登」という嬉しい出来事も重なり、記憶に残る山行となった。

途中アクシデントもあったが、仲間の連携で乗り越えられたことも大きな収穫。さらに、他パーティーとの交流や山小屋での時間も含め、山スキーの魅力を存分に味わうことができた。

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